NAMURA ART MEETING Vol.02

  • NAMURA ART MEETING ’04-’34
    臨海工業跡地の芸術・文化的有効活用に関する調査研究
    [公開研究会の開催と実践的活用に関する公開研究会]


    ゲスト講師 / ▼開催概要 / ▼研究会内容


    NAMURA ARTMEETING '04-'34 は、現在から2034年までの30年間を芸術のひと連なりの現場ととらえ、芸術活動と隣り合う社会や個人が、<出来事>を共有しつつ未来を創造するという実験です。
    <MEETING>には、さまざまな出来事や人々が遭遇し、合流するという意味を含んでいます。
    本プロジェクトは、新しい芸術の提示、調査、研究、検証、記録を課題とし、2004年から様々な試みを続けています。
    また、その拠点となる名村造船所跡地は、木津川河口地域(大阪市住之江区)の重工業の盛衰を伺い知ることができる場所です。(2007年度:経済産業省 地域活性化のための「近代化産業遺産群33」認定) そこでこの度、臨海工業跡地の芸術・文化的有効活用に関する調査研究を行います。
    主題に応じたゲストを迎えた公開研究会や国内外の先駆的事例の情報収集と調査結果の分析を通じて、地域の歴史的背景や資産を活かした文化インフラへの転用を介した地域振興に資することを目的とします。




    ■ゲスト講師

     第一回公開研究会[2008年12月22日・月/終了] 吉本光宏(ニッセイ基礎研究所)
     第二回公開研究会[2009年1月19日・月/終了] 片岡真実(森美術館シニア・キュレーター)
     第三回公開研究会[2009年1月29日・木/終了] 金代健次郎(財団法人文化・芸術による福武地域振興財団)
     ミーティング  [2009年2月12日・木/終了] NAMURA ART MEETING実行委員会





    ■開催概要

     ■日時:第一回公開研究会 2008年12月22日(月)19:00〜21:00 〔終了〕
         第二回公開研究会 2009年1月19日(月)19:00〜21:00 〔終了〕
         第三回公開研究会 2009年1月29日(木)19:00〜21:00 〔終了〕
         ミーティング   2009年2月12日(木)19:00〜21:00 〔終了〕
     ■会場:名村造船所跡地・BLACK CHAMBER (大阪市住之江区北加賀屋4-1-55)
     ■アクセス:地下鉄四つ橋線「北加賀屋」駅下車
           4番出口より徒歩10分
           車は阪神高速堺線玉出ランプより5分
           駐車場有(3時間500円)
     ■料金:参加費 1,000円
         交流会費 1,500円
         ※定員は50名です。
         ※各会終了後に交流会を開催します。交流会は別途1,500円が必要です。

    ※本イベントは、ベイエリアにて行われるため、高波や悪天候、その他やむを得ない事由によりプログラムの中止や開催時間が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。





    ■研究会内容

    第一回公開研究会   〔終了〕

    テーマ:「芸術文化による都市再生−海外の先駆事例−」
    日 時:2008年12月22日(月) 19:00〜21:00
    ゲスト:吉本光宏(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長)
    概 要:各国の文化芸術創造都市(イギリス、フランス、オランダなど)における、近代産業遺産の活用事例紹介と共に、土地のポテンシャル向上や経済活動への影響といった、地域への波及効果を検証報告していただきます。

    ゲストプロフィール:
    吉本光宏(よしもと みつひろ)●ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室長
    東京オペラシティ、世田谷パブリックシアター等の文化施設開発や東京国際フォーラムアートワーク整備事業、電通新社屋アートワークプロジェクトなどのコンサルタントとして活躍する他、文化政策や公立劇場・ホールの運営や評価、クリエイティブシティ、アートNPO、アウトリーチ、メセナなど、アートマネジメント分野の幅広い調査研究に取り組む。

    第二回公開研究会   〔終了〕

    テーマ:「芸術の魅力とチカラ−社会を映し出すアート−」
    日 時:2009年1月19日(月)19:00〜21:00
    ゲスト:片岡真実(森美術館シニア・キュレーター/ヘイワード・ギャラリー インターナショナル・キュレーター)
    概 要:世界各国のアートプロジェクトや国際展、アーティスト達の試みなど、現在のアートの動向について、日本とロンドンを中心に世界で活躍するキュレーターの観点から、芸術の魅力とチカラについて考察していただきます。

    ゲストプロフィール:
    片岡真実(かたおか まみ)●森美術館シニア・キュレーター/ヘイワード・ギャラリー(ロンドン)、インターナショナル・キュレーター
    1992年から1997年までニッセイ基礎研究所都市開発部にて文化・芸術プロジェクト担当研究員。
    芸術文化政策に関する調査研究、官民のアートプロジェクトを担当。1998年から2002年まで東京オペラシティアートギャラリー・キュレイター。
    2003年1月より森美術館にて現職。2007年6月よりヘイワードギャラリー(ロンドン)のインターナショナル・キュレーター兼務

    第三回公開研究会   〔終了〕

    テーマ:「地域文化の可能性−瀬戸内文化圏構想を中心に−」
    日 時:2009年1月29日(木)19:00〜21:00
    ゲスト:金代健次郎(財団法人文化・芸術による福武地域振興財団事務局長)
    概 要:近年、日本各地で活発化する地域文化に根ざした芸術活動の可能性を象徴する「瀬戸内芸術祭」や「文化・芸術による福武地域振興財団」の理念や計画についてご紹介を頂き、本プロジェクトとの連携を考察します。

    ゲストプロフィール:
    金代健次郎(かねしろ けんじろう)●財団法人文化・芸術による福武地域振興財団事務局長
    1973年千葉大学人文学部卒業。同年、福武書店(ベネッセの前身)入社。1991年取締役人事部長、2004年進研アド代表取締役社長、2007年退任。2008年文化・芸術による福武地域振興財団設立にともない事務局長就任。

    ミーティング   〔終了〕

    テーマ:「NAMURA ART MEETINGの課題−来年度計画と長期展望−」
    日 時:2009年2月12日(木)19:00〜21:00
    パネリスト:NAMURA ART MEETING実行委員会(小原啓渡、木ノ下智恵子、甲斐賢治)
    概 要:2004年から始動した本プロジェクトは不定期で様々なプログラムや施設整備のための立案を行って来ました。今回の公開研究会での考察を元に、来年度に実施予定のアートプロジェクトに関するミーティングとともに、長期的な展望として従来にはない新たな実験と創造と研究の場の計画を模索します。






     ボランティアスタッフを募集しています!





    ■チラシダウンロード

    こちらからチラシをダウンロードしていただけます。
    PDFデータ(1.2MB)





    主  催:NAMURA ART MEETING 実行委員会
    共  催:千島土地株式会社
    助  成:財団法人文化・芸術による福武地域振興財団
    協  力:住之江区役所
         大阪大学コミュニケーションデザイン・センター
         クリエイティブセンター大阪
    制作協力:ART COMPLEX 1928
         リッジクリエイティブ株式会社
    ドキュメンテーションプロデュース:NPO recip 地域文化に関する情報とプロジェクト